UIST 2022 の振り返り【中編】

こんばんは、kawazapです。

修論の中間発表などが終わり、落ち着いたので、前回に引き続き、SIC(Student Innovation Contest)本番のことについて書いていきます。

SIC本番

SICは、各年ごとに提供される機材が変わり、その機材でどのようなものができるかの提案及び、学会本番でデモ機を展示するコンテストです

今年は、UCLから提供される超音波浮揚装置を用いたアイデアが募集されました。

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私たちは、フード3Dプリンターについての提案を行いました。

他のチームもそうだったのですが、装置が提供される前にアイデアを検討するので、超音波装置がどの程度のものまで浮揚させられるのかの検討を誤ってしまったところがあります。

私たちも、超音波装置を動かして初めて、水を浮かそうと思っても直ぐに霧化してしまうじゃんとなりました。その後、色々工夫(粘性を持たせる etc)を行い、なんだかんだ学会本番までやってきました。

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SICは、夜の立食パーティーの傍ら、デモ発表の人たちと同じ時間帯に行います。(ご飯美味しそうだった)

この日は、ハロウィンということもあり、仮装をして陽気なテンションでデモを見に来てくださる方も多く、幾分にか説明がしやすかったです。

ただ英語での説明は初めてでしたので、終わった頃には二人ともぐったりでした。

また、SICを知るきっかけとなった慶應大学の中西先生もデモ展示を見に来てくださったのは嬉しいでした。

デモ展示中の様子

参加した感想

2ヶ月でCamera Readyの提出及び提案内容の実装を行うという濃密な時間になりましたし、CHI分野の世界中の研究者とも交流できる機会になるので、すごくためになりました。

もしこの記事を読んで、来年度のUIST SICに応募してみたいという方がいらっしゃると嬉しいです(年齢的な制限で言うと、"学生"であればよく、今回も学部1年の方から博士後期課程の方まで参加されていました)。

私としても、今回提案したものは、まだ完璧な状態までとはいっていないので、修士の間の研究テーマとして今後も取り組んでいきます!

今回は、ここまでとさせていただきます!

UIST2022勉強会について

明日12/4(日)13:00-16:30に、UIST2022の論文を1つ2分で読むUIST勉強会が開催されます!

私も一つ紹介させていただきます(オンライン)

YouTube Liveもありますので、聴講希望の方は以下のURLからご覧ください。

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