こんばんは!Kawazapです!
今回は、SIGGRAPH Asia 2021のStudent Volunteerでしてきたことについて記していきたいと思います!
SIGGRAPH Asiaは、"CGとインタラクティブ技術に関する国際会議と展示会"です。口頭での発表に加え、今年は遠隔で繋いでの発表のほか、展示など様々な形式で行われました。
今回の会場は、紅白歌合戦の会場にもなっていた東京国際フォーラムでした。
参加したきっかけ
他大学の研究室を志望した際に、その研究室の方が以前参加されていたのを見つけて興味を持ちました。また、日本で開催予定だったのも大きな理由です。
申し込み
申し込みフォームは、全て英語での記入でした。自分では対応しきれないことが発生したときにどのような対応をするのかといったことや、東京で観光したいところなどがあったのを覚えています。事前説明会での段階で、あまり英翻訳を使わないでねとのことでしたので、きついなぁと思いながら書きました。
期間中の様子
受付を担当したり、ホール前でパスの確認やステージでの椅子の設置撤去、外国から来れなくなった展示者の代わりにデモの説明をしたりしました。仕事中、チームリーダーの方はテキパキと指示を出されるし、Student Volunteerの中にはチームリーダーにどんどん英語で意見交換をされている方もいらっしゃって、すごいなぁと感心する場面が多々ありました。(自分は業務に必要なものが入っているロッカーの鍵をホテルに忘れるなどダメダメでした笑)
ソニーCSLさんの"ParallelPingPong"さんのお手伝いをしている時の私が、こちらの動画に僅かに映っているようです笑(赤い法被を着ている人です)
2台のロボットを1人で同時に操作し卓球ができるのか? ソニーCSLと慶應大が実験 https://t.co/hK5UddHlnP ピンポン玉がロボに近づいてきた方を優先でHMDに映像表示,手を振ると優先側のアームのみが動作し打ち返せる。ピンポン軌道を予測しある程度アームが自動で動くが主体性を失わないのがポイント。 pic.twitter.com/jfZqTm7xu2
— Seamless (@shiropen2) 2021年12月27日
外国からボランティアとして参加予定だった方達が来れなくなり、その分現地での仕事が普段より多かったようです。
休憩中は、場内を自由に見て回ることができました。Electronic Theaterの作品を見たり、展示場で色々な企業や大学関係者とお話しできたりしたのは貴重な機会でした。
展示場では、以前Twitterでいいねを押していた超音波を用いて卓球で変化球を打てるようにする研究をされていた方(今回の展示は、超音波を用いて再現しづらい質感を表現するディスプレイを展示されていました)や質感を表現した立体ディスプレイに関する研究をされている研究室の方(今回は、深度推定を伴った高速なプロジェクションマッピングについて展示されていました)ともお話しでき、テンションが上がっていました。
最後に
普段田舎にいる私自身としては、非常に刺激的な一週間でした。
SIGGPRAHはもちろん、ボランティア終了後、お世話になった人や懐かしい人とお会いしたり、自分の足で東京・横浜を歩いたりしたのもいい思い出です(東新宿→有楽町を深夜に歩いた時は心細くて、ラジオが心の支えでした)
今後にどう繋げたいかと言われたら難しいですが、修士での研究のモチベーションになるのは確かだと思っています。
来年は韓国の大邱(テグ)で開催されるそうです。もし興味がある方がいたらぜひ申し込んでみてください!!